新しいデータへのアクセスにより在庫レベルの管理を強化 ‘コネクテッドタイヤ’を実現
Avery Dennison Corporation (NYSE:AVY) は、大手タイヤメーカーである住友ゴムがファルケン (FALKEN) ブランドのレース用タイヤにAD Maxdura® Tire Tagを採用したことを発表します。
チームは、各タイヤに埋め込まれたRFIDタグにより、レースの準備やパフォーマンスの向上に役立てられます。内蔵されたRFIDタグは、専用リーダーを使うことによりタイヤの情報が自動的に読み取られ、ピットからトラックまでどのタイヤが使用されているかを正確に識別するために使用されます。在庫管理やパフォーマンスを強化するために、Avery Dennison Maxdura® Tire Tagを導入することで、チームはリアルタイムで在庫と物流の状況が最適化できます。各タイヤに固有のIDを付与することで、レース後の再利用とリサイクルのプロセスが改善され、イベントがより持続可能なものになります。
ドイツにあるAvery Dennisonの専用工場で製造されたMaxdura® Tire Tagは、市場で最も先進的な埋め込み型UHF RFIDタグの1つです。この製品は、住友ゴム工業が厳しいレース環境下で実施した一連の耐環境および技術テストを経て選ばれました。
国際自動車連盟 (FIA) およびシャシー研究開発責任者のNicolas Aubourg氏は、次のように述べています。「これは、モータースポーツのグローバル団体であるFIAが、環境とコストの理由からRFIDタグが埋め込まれたタイヤの使用を促進している中、とても良い実例である。」
世界のタイヤ市場では2026年までに27億本に達すると予想されています。ここまでのタイヤの数となると改善と最適化が必要不可欠となります。RFIDは、タイヤの取り付けミスを排除し、リサイクルを容易にし、サプライチェーン全体においてメーカーや卸売業者、整備工場までメリットをもたらすことができます。
Avery Dennison Smartrac JapanのオートモーティブマーケットディベロップメントマネージャーのHJ Cha氏は、次のように述べています。「日本は長い間、世界のタイヤ製造業の先駆者でした。業界の主要なプレイヤーがRFIDへの移行を進める中、タイヤの寿命を正確に追跡し、より情報を得ることができるようになります。Maxdura® Tire Tagは、堅牢な耐久性が求められるRFIDタグの要件を満たし、より安全で環境にやさしい未来を確保するのに役立てることができます。」
住友商事の非鉄金属事業部部長のYoshikazu Ishikawa氏は、次のように 付け加えています。「タイヤ業界の確実な進化には、Avery Dennisonの最先端のRFID技術が不可欠です。信頼できる、経験豊富なパートナーから環境テストで実証された高信頼性のソリューションを導入することで、私たちはギアを切り替え、イノベーションの目標を前進させることができます。」
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メディア連絡先
ジャック・ギブソン (Jack Gibson)
グローバルPRマネージャー
jack.gibson@eu.averydennison.com
